眼は全ての光を「角膜」と「水晶体」で屈折させ、網膜上の一点に集め、焦点を合わせています。この焦点を合わせる機能が完全であれば、見つめているものの鮮明な像が網膜上にぴったりと合い、はっきりとみることができます。
しかし、光線の焦点が網膜上に合っていない場合、網膜上の像はぼやけてしまします。これを「屈折異常」といいます。
屈折異常には主に3種類あり、「近視」「遠視」「乱視」と呼ばれています。
ビジュレーシックは、角膜実質を近視や遠視、乱視の度数に応じてエキシマレーザーで精密に照射し、眼の屈折力を正しい状態に戻す最新の矯正方法です。
コンピュタープログラムによりレーザーを精密に制御するため、顕微鏡レベルの微量の角膜組織を正確に取り除くことができます。
ビジュレーシックは、手術時間は両眼でおよそ15分前後。レーザーの照射時間はそのうちおよそ数10秒程度です。
視力は当日から回復し、入院の必要もありません。
エキシマレーザーは、生体組織に火傷などをほとんど起こすこと無く、正確な切開や切除ができるという特徴をもった特殊な高エネルギーのレーザーです。
ビジュレーシックではこのレーザーを使って角膜の中央部を削ることにより、角膜カーブを変化させます。コンピュターで制御されたエキシマレーザーを照射することにより、マイクロメートル単位という高い精度で角膜の形を整えることができます。
レーシック手術を受けていただくには詳しい検査が必要ですが、一般的には下記の様な適応基準を満たしている必要があります。