従来のレーシックはマイクロケラトームという刃物を使用して眼の表面を薄く切り、それをめくった後、角膜を切除するエキシマレーザーを照射し、角膜の形を変え屈折異常を矯正します。
ビジュレーシックはマイクロケラトームの代わりに安全なレーザーを使用し、フラップを作成します。またエキシマレーザーもこれまでより精度の高いものを使用しますので、より安全に素早く視力の回復が可能となりました。
当院の実績では、90%以上の人がレーシック後1.0以上見えるようになり、99.7%以上の人が0.5以上見えるようになっています。
ほとんどの人がメガネやコンタクトレンズ無しで日常の生活が可能になります。ビジュレーシックにより更なる視力の向上が期待されています。
術前の検査とカウンセリングで判断しますが、手術に適さない方もいらっしゃいます。またビジュレーシックは近視だけでなく遠視の手術も行えるようになりました。
ご心配いりません。レーシックの手術は点眼麻酔によって痛みはほとんど感じることなく行われます。また術後の痛みもほとんどないことがビジュレーシックの優れたポイントです。
ビジュレーシックは両眼で約15分で終わります。またビジュレーシックはフラップを作成するVISUMaxと角膜を切除するエキシマレーザーMEL80が一体型になっていますので、ベッドに寝たままで手術を受けることが出来ます。
近視の度数が、-10.00D以下の方が手術を受けて比較的良い結果を残しています。
最近の手術の傾向として-12.00D以上の方は手術を受けられても良い結果を得られる確率が低く、また円錐角膜などを誘発する可能性もあるため、手術をあきらめていただく場合があります。
また、現在では遠視の矯正も可能になってきました。
ほとんどの乱視は矯正可能です。術前の検査において正確な乱視度数も測定し、手術によって乱視もほぼ矯正されます。
ただし、ある一定以上の強度の乱視がある場合は、やはり良い結果が得られないことがあります。それは術前の検査において判断することができます。
今のところ出来ません。近視や遠視と違い老眼は年齢とともに調節力が弱まってきておこるものです。
現在、エキシマレーザーなどを使ってその弱まった調節力を回復しようとする手術が行われつつあります。ただし全世界でも千例くらいしか行われておらず結果もばらつきがあり、思うような効果が得られていないのが 現実です。
しかし技術の進歩はめざましく、さらに研究を重ねることで近い将来、安定した調節力の回復が得られる手術が行えるようになるかもしれません。
個人差はありますが、多くの方が術後すぐにぼんやりと見えるようになります。そして翌日にははっきりとものが見えるくらいになっています。
スポーツの種類によって開始が可能な時期が異なります。具体的な開始時期は医師にご相談下さい。
激しい運動、ほこりっぽい所での運動、水泳は1ヶ月位は出来ません。 特に海には3ヶ月入れませんので、充分注意して下さい。
数日は感染などに対しての注意が必要です。手術後は歩いて帰宅することが可能ですが、異物などが眼に入らないように保護用メガネなどを着用下さい。 入浴・洗顔・洗髪は翌日から可能です。
ただし、術後1週間は眼に汗や石鹸水が入らないように注意して下さい。入浴後又は、洗顔後に眼の周囲に残った水分は、清潔なコットンなどで軽く拭いて下さい。
女性の場合眼の周囲の化粧は、1週間は禁止です。特に目元の化粧は、細菌感染の原因になるので行わないで下さい。飲酒・喫煙は、手術の前日から手術後3日間くらいは控えて下さい。
可能です。
具体的な手続きについては各都道府県の運転免許センターへお問い合わせ下さい。